Shotcut:オープンソースで高機能な無料動画編集ソフトの特徴、メリット・デメリットを紹介!
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この記事では無料の動画編集ソフトウェア「Shotcut」について特徴などを紹介しています。
「動画編集ソフトを購入したくない。無料ものはないだろうか。」と思っている方や趣味などで動画編集したいと思っている方には無料の動画編集ソフトウェアはとても良いものとなっています。
Shotcutは無料でありながら、動画編集に必要な機能が搭載されているソフトウェアとして有名です。
この記事が、少しでもShotcutを利用するか悩んでいる方のお役手にたてると嬉しいです。
コンテンツ
はじめに
Shotcutは、Windows、Mac、Linuxに対応したオープンソースの無料動画編集ソフトです。
豊富な機能と高度な編集能力を持ちながら、初心者でも比較的使いやすいインターフェースを備えています。
オープンソースとはわかりやすく書くと、有志のプログラマーにより、作成されたソフトウェアのことです。
なので無料となっていますが、バージョンアップが行われなかったり、バグもすぐに修正されないといったこともあります。
Shotcutのデメリットは?確認してみました!
Shotcutは、オープンソースで高機能な無料の動画編集ソフトですが、いくつかのデメリットもあります。
デメリットを確認して、自分にあっているのか、自分がやりたい動画編集はできるのか、確認しましょう。
上級者向けの機能が少ない
Shotcutは、オープンソースとしては高機能ですが、さすが上級向けの機能はありません。
高度なカラーグレーディングツール、複雑なマスク機能、プラグインの数が少ないなどの本格的な動画編集に必要な機能がついていません。
趣味で動画編集する分にはまったく問題ありません。
しかし、本格的に動画編集を学びたい、将来、動画編集の副業をしたいなどと考えている方には向いていないようです。
動作が重くなる場合がある
Shotcutは、高機能なソフトであるため、高スペックなPCが必要です。
動作が重くならないように、PCのスペックを確認してからダウンロードして利用しましょう。
低スペックなPCでは、動作が重くなったり、編集がスムーズに行えない場合があります。
OS | Windows 10 / macOS 10.13 / Ubuntu 18.04 LTS以上 |
CPU | Intel Core i5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | SSD推奨 |
Shotcutを快適に動作させるためには、以上のスペックを満たしている必要があります。
メモリが8GB以上となっていますが、16GBはないと厳しいです。
しかし、Shotcut以外の動画編集ソフトでも同じようなスペックが必要です。
こちらについては、動画編集には必要最低限必要なものと割り切ったほうが良さそうですね。
日本語の情報が少ない
Shotcutは、オープンソースのため、日本語の情報が少ないです。
オープンソースのため、マニュアルなども有志者によって作成されるためです。
最近は日本語の情報も見るようになりましたが、他の無料の動画編集ソフトに比べるとまだまだ少ないのが現状です。
Shotcutの無料とは思えない豊富な機能
出典:freesoft100 - https://freesoft-100.com
Shotcutには上級者向けの機能はありませんが、それでもオープンソース、無料とは思えないほどの豊富な機能があります。
Shotcutにはカット編集、トランジション、エフェクト、タイトル、音声編集など、動画編集に必要な機能がほぼ全て揃っています。
カット編集ツール
- カッターツール:動画をカットするツール
- スプリットツール:動画を分割するツール
- トリムツール:動画の不要な部分をカットするツール
Shotcutは、以上のカット編集ツールがあり、カット編集機能が充実しています。
動画の前後や中間をカットしたり、カットしたものを繋ぎ合わせたりすることができます。
動画編集ソフトの基本中の基本である機能のカット編集機能はもちろん搭載されています。
また、Shotcutには、タイムラインと呼ばれる編集画面があります。
タイムラインに動画を配置して、カット編集を行うことができます。
こちらも動画編集ソフトの基本中の基本の機能で、タイムラインはもちろん搭載されています。
Shotcutの豊富なエフェクトとトランジション
出典:お遊び動画編集部 - https://douga-hensyu-bu.com
Shotcutは、数種類のエフェクトとトランジションが搭載されています。
エフェクトは、動画に様々な視覚効果を加えることができます。
トランジションは、シーンとシーンの切り替えをスムーズにする効果があります。
エフェクトの種類
- フィルター: 動画の色調や明るさを調整するエフェクト
- ぼかし: 動画をぼかすエフェクト
- ノイズ: 動画にノイズを加えるエフェクト
- タイトル: 動画にタイトルを表示するエフェクト
Shotcutには、以上のようなエフェクトが搭載されています。
オープンソースで初心者でも比較的使いやすいインターフェースなのに、以上のようなエフェクト機能があれば、十分に動画編集ができそうですね。
動画にタイトルを表示するエフェクトを使いこなせることができたら、YouTubeの動画の作成など幅が広がりそうですね。
トランジションの種類
- フェード: 画面が徐々に明るくなったり暗くなったりするトランジション
- ワイプ: 画面が横にスライドしたり、上下にスライドしたりするトランジション
- ディゾルブ: 一つの画面が徐々に消えて、別の画面が徐々に現れるトランジション
- 3Dトランジション: 3D的な効果を使ったトランジション
Shotcutには、以上のようなトランジションが搭載されています。
最低限必要なトランジションは全て揃っていますので安心ですね。
家庭の動画やYouTubeの動画の編集などは問題なくできます。
無料動画編集ソフトShotcutについてまとめました!
- Shotcutはオープンソースである
- Shotcutは初心者でも比較的使いやすい
- Shotcutは動作が重くなる場合がある
- Shotcutは動画編集に必要な十分な機能がある
- Shotcutは無料としてはエフェクトとトランジションは豊富
この記事は以上のような内容をお届けしました。
Shotcutはオープンソースで初心者でも比較的使いやすいインターフェースの優れた無料の動画編集ソフトです。
オープンソースのため、動作が重くなったりすることがありますが、機能も十分であり、初期費用を抑えることができそうです。
無料の動画編集ソフトで動画編集を学びたい、家族の動画など趣味で動画編集をしたいという方は、Shotcutを検討してみてくださいね。